ケアプロストの色素沈着は治る?原因と簡単な対処法

ケアプロストの副作用のひとつに「色素沈着」があります。
目のかゆみや充血と比べると重大な副作用だと言えます。

一度起こると元に戻らない色素沈着もあるので原因と予防方法を知っておくようにしましょう。

ケアプロストの副作用

ケアプロストの副作用一覧

ケアプロストの主な副作用の中でも「色素沈着」に注目してみます。
色素沈着とは細胞に色素が貯まり、色調が変化する現象です。
紫外線の影響によってメラニン色素が作りだされ、日焼け後に皮膚が褐色になる事も色素沈着の一種です。

まつげ育毛による色素沈着は2種類ある

肌と虹彩への色素沈着

ケアプロストを正しく使わなかった場合に色素沈着など、副作用の中でも比較的重大な症状がでる場合があります。
ケアプロストを塗布するまつ毛の根本は粘膜に近く、デリケートな場所なのでメラニン色素の働きが出やすいようです。
メラニン色素はもともと、紫外線などから肌を守るために分泌される色素ですが過剰に分泌されたり貯留されることで日焼けやしみの原因となります。
ケアプロストの有効成分であるビマトプロストにはメラニン色素の働きを促す効果があり、その作用で濃いまつげの育毛が可能なのですが、皮膚に付着してしまうと色素沈着をおこしていまいます。
ケアプロストの副作用には肌への色素沈着と、虹彩への色素沈着の2種類が確認されています。

肌への色素沈着

ケアプロストを使用していると、まつげに近い部分のまぶたが黒ずんでくることがありますがこれはケアプロストを塗った際に液が皮膚へ付着している為です。
臨床試験の症例データによると、皮膚への色素沈着を訴えた患者は約20%確認されています。
使用を中止することで回復するようですが、回復期間に個人差があるので出来れば付着しないように使用することをおすすめします。

虹彩への色素沈着

ケアプロストの副作用のなかでも重大な副作用として虹彩色素沈着があります。
虹彩とは瞳孔の大きさを調節して網膜に入る光の量を調節する役割を持つ目の一部です。
一般的に「目の色」はこの虹彩の色の事をさすことが多く、日本人のほとんどが濃褐色(ブラウン)の虹彩をもっています。
メラニン色素が多いほどこの濃褐色になります。
北ヨーロッパなどの日照量の少ない地域では虹彩の色が青(ブルー)になることが多いようです。
生まれたときは青色でも成長するにつれて違う色になる場合がありますが、これは赤ちゃんの時はまだメラニン色素の沈着が進んでいないためです。
ケアプロストの使用で青色などの混合色虹彩への色素沈着は明確に認められていますが、目の色が濃褐色の日本人にも変化が認められています。
虹彩に色素沈着が起きた場合使用を中止しても治らないので、しっかりと予防する事が大事になってきます。

簡単に出来る色素沈着の予防

虹彩の色素沈着を予防

約12%の割合で虹彩色素沈着の症状が出ているという事が臨床試験のデータでわかっています。
これは決して少ない数値ではないので使用の際には注意が必要となります。
虹彩の色素沈着を予防する方法ですが、目に入らないようにすることが1番だと言えます。
まつげ育毛の場合、点眼はしないので緑内障治療時ほど虹彩色素沈着の心配はありませんが、注意を払って使用するようにしましょう。
万が一目に入ってしまった場合は水で洗い流すといいでしょう。

肌の色素沈着を予防

肌にケアプロストが付着した場合色素沈着だけでなく目の周りの多毛化も報告されている事から、肌に当たらないように保護する必要があります。
ケアプロストを使用する前にまぶたや涙袋など目の周りにクリームを塗っておきます。
コスパも良く使う人をあまり選ばないワセリンやニベアクリームなどがおすすめです。
この時にまつ毛にクリームが付いてしまうとケアプロストの浸透をブロックしてしまうので気をつけましょう。
あとはそのままケアプロストを一塗りするだけです。
もし肌についてしまってもこれなら安心ですが、使用後に念のためやわらかい布やコットンでよくふき取っておくと更に色素沈着予防ができます。

色素沈着してしまった時の対処法

予防をしていても色素沈着してしまう事があるかもしれません。
虹彩色素沈着の場合は違和感を感じたら病院へ行って先生に相談するようにしましょう。
肌への色素沈着の場合は使用をやめると徐々に無くなる、もしくは軽減します。
目の周りが黒ずんできたなと思ったら使用をすぐにやめて、肌が元に戻るまで待ってから使用を再開しましょう。
再開した後は目の周りをしっかりと保護してから使用するようにしましょう。
まつげ育毛でケアプロストを使用する場合は重篤な副作用はありませんが、それでも注意が必要です。
個人輸入での薬の使用は全て自己責任になるのでしっかりとリスクを知って、何か異変があればすぐに病院へ行くようにしましょう。